学校長よりごあいさつ

okamura24-top.JPG

桐光学園が『次世代のリーダー』を育成するために掲げるべき
ミッション、ビジョン、バリュー

Mission: ミッション(使命)

私たちのミッションは、生徒たちに最高水準の教育を提供し、知識と倫理的価値観を結びつけ、彼らを次世代のリーダーとして育てることです。私たちは知識の獲得だけでなく、倫理的な価値観やリーダーシップの基盤を築きます。

Vision: ヴィジョン(将来像)

私たちのヴィジョンは、知識、創造性、そして共感力を備えた生徒たちが、グローバル社会で活躍し、社会的課題に立ち向かい、社会に求められるリーダーとしての未来を築くことです。私たちは常に変化する世界に適応し、革新的な教育を提供し続けます。

Values :バリュー(価値観)

1. 卓越性 (Excellence):
私たちは常に最高水準を目指し、優れた教育とリーダーシップを追求します。

2. 倫理と誠実性 (Ethics and Integrity):
誠実さと倫理的な行動は私たちの学校文化で尊重される基盤です。正直さ、誠実さ、道徳的価値観を尊重し、生徒たちに倫理的なリーダーシップを教えます。

3. 共感と協力 (Empathy and Collaboration):
社会的な共感と協力は、世界をより良い場所にするための鍵です。私たちは共感力を育て、協力とチームワークを奨励し、多様性を尊重します。

4. 持続可能性 (Sustainability):
持続可能な未来のために、他者への配慮と社会的責任を重視し、常に変化する社会の課題に積極的に取り組みます。

現代の社会は不確実性に満ちており、その中でリーダーシップを発揮することは課題解決に欠かせません。不確実性は新たな機会と挑戦をもたらす一方で、私たちの持つ知識と洞察力が試される瞬間でもあります。未知の状況に果敢に立ち向かい、問題を解決する能力が、次世代のリーダーとして求められます。

他者との関係も、リーダーシップにおいて大きな役割を果たします。協調、協力し、異なる視点から課題に取り組むことで、より効果的な解決策を見つけることが可能です。多様性を尊重し、共感し合いながら、課題を克服する力を育みましょう。

さらに、好奇心を持ち、一生続けられる好きなことを見つけることは、不確実な社会情勢においても貴重な指針となります。自己の情熱を追求することで、課題に立ち向かう原動力を見つけ、持続可能な成功への道を切り拓くことができるでしょう。

不確実性の中で輝くためには、失敗から学び、他者との協力、そして自己の情熱を磨くことが欠かせません。これらの要素を結びつけ、生徒が次世代のリーダーとして輝かしい未来を築いていくことを期待しています。

次世代のリーダーに求められる資質

1. 共感力とコミュニケーションスキル:
リーダーは他の人々との関係を構築し、コミュニケーションを円滑にするスキルが求められます。具体例として、中高生に対して感情や視点を理解し、対話を通じて彼らの声に耳を傾けることが挙げられます。

2. 柔軟性と適応力:
変化が激しい現代社会では、リーダーは状況に応じて適応し、新しいアイデアや技術にオープンである必要があります。例えば、新しいテクノロジーの授業を導入し、中高生がデジタルスキルを習得する手助けをすることが考えられます。

3. リーダーシップスタイルの選択:
リーダーシップスタイルは多様であり、状況に応じて適切なスタイルを選ぶ能力が重要です。例えば、協力的なリーダーシップを通じて生徒たちに協力とチームワークの重要性を教えることがあります。

4. ビジョンと目標設定:
リーダーは明確なビジョンを持ち、目標を設定し、他の人々をそのビジョンに共感させる力が求められます。生徒たちに将来のキャリア目標を設定し、その達成に向けた計画を立てるサポートが考えられます。

5. イノベーションと問題解決力:
リーダーは新しいアイデアを提案し、問題を解決するための創造的な方法を見つける能力が必要です。例えば、STEAM教育を通じて生徒たちに問題解決スキルを育てることができます。

バリューをアクションとして実践すべきこと

1. 倫理と誠実性を実践する:
-正直さ: 嘘をつかず、誠実なコミュニケーションを重視する。
-誠実さ: 約束を守り、他人に対して信頼性を示す。
-道徳的価値観: 他者への尊重と倫理的判断力を養うために、倫理的な議論や倫理的ジレンマの解決に取り組む。

2. リーダーシップと協力を実践する:
-リーダーシップスキルの発展: リーダーシップのトレーニングやプロジェクトを通じて、リーダーシップスキルを磨く。
-協力とチームワーク: チームプロジェクトに積極的に参加し、他のメンバーと協力して目標を達成する。

3. 学びと成長を追求する:
-終身学習の習慣化: 興味を持つ分野での自己学習を奨励し、新しいスキルや知識を習得する。
-目標設定と計画: 目標を設定し、計画的に進化し続けることを重視する。

4. 多様性と共感を実践する:
-異なるバックグラウンドへの理解: 異なる文化やバックグラウンドを持つ人々と交流し、異なる視点を尊重する。
-共感力の育成: 他者の感情やニーズを理解し、共感力を高めるための活動やトレーニングに参加する。

バリュー実践例

1.学校行事
-倫理と誠実性: 学校祭やイベントでの正直な協力と他者への尊重を強調し、学生同士の信頼を築く。
-多様性と共感: 文化祭や国際交流イベントを通じて、異なる文化を尊重し、異なるバックグラウンドの生徒たちと交流する機会を提供。

2.クラブ活動
-リーダーシップと協力: 学生がクラブでリーダーシップを発揮し、チームメンバーと協力してプロジェクトを成功させる。
-学びと成長: 各クラブで特定のスキルや専門知識を磨く機会を提供し、終身学習の習慣を育む。

3.委員会活動
-倫理と誠実性: 各種委員会での誠実な意見交換と意思決定プロセスを通じて、倫理的なリーダーシップを実践。
-協力と共感: 様々な委員会で協力し、学校全体の発展に寄与する。

    4.生徒会活動
    -リーダーシップと責任: 生徒会メンバーが学校コミュニティをリードし、行事の計画や実施を通じてリーダーシップと責任感を発展させる。
    -学びと成長: 生徒会がトレーニングやリーダーシップワークショップを提供し、メンバーの成長をサポート。

    5.講習と各種プログラム
    -終身学習: 学校が追加の講習やプログラムを提供し、生徒たちが興味を持つ新しい分野を探求する機会を提供。
    -多様性と共感: 多様な文化や視点に焦点を当てた講座やプログラムを通じて、異なるバックグラウンドの理解と共感を促進。