OB・OGインタビュー

文 系

原口 明人くん

東京大学 文科Ⅲ類 合格山岳部

宣誓したら、迷わず目標に向かって進んでください。

 大学でやりたいことを探していこうと思っていたので、自由に学べる文学部に対応した文科Ⅲ類を志望しました。受験勉強を始めたのは、高3の前からです。宣誓書に書いてからは勉強し始めたこともあり、気持ちが決まりました。僕は東京大学の勉強しかやりませんでした。志望校を落とすと対策を変えることになるし、苦手な英語をやるよりは東京大学に絞ろうと思ったからです。試験の直前は好きな科目をやりましたね。勉強法としては、紙に書いて覚えました。また勉強は家だと好きな科目しかやらないので、遊ぶものがなく集中できる自習室でしていました。役に立った講習は、実際に東京大学の試験に出た現代史です。実は合格がわかるまでダメだと思っていたので弱気になり、浪人したほうがいいか先生に相談したりもしました。受験は発表まで不安だと思いますが、悩んでも解決はしないので、結果が出てから気持ちの整理をするといいと思います。

天田 優さん

東京大学 文科Ⅲ類 合格合唱部

受験は生きていく上で必要な学びの一つと考えるといいと思います。

 受験を終えて思うのは忍耐力がついたこと、自分で未来を切り開いたという実感です。やりたいことを我慢して、一つのことを貫き通した経験は受験が初めてでした。教育学に興味をもったのは「人間はどうして学ぶのか?」と考えていくうち、教育は人間にしかできないことだと思ったからです。嫌いだった数学も、机も数学でできていると考えれば、勉強する気になれました。受験勉強で心がけたことは、やった時間よりもこなした量や効率を重視し、平日にたくさん勉強するようにしていました。東京大学は記述の答え方が特殊なので、古典の講習では自分の甘さが露呈しましたが、この文脈ではどちらを使うのがいいかといった判断の仕方まで、わかりやすく指導していただきました。受験は大学に入るためだけの勉強と思わず、ちょっと立ち止まって考える時間を設けるといいと思います。勉強に限らず、自分のやりたいことを精一杯学んでいくことが大事です。

樋口 崚くん

一橋大学 経済学部 合格バドミントン部

受験でのがんばりは、将来さまざまな形で絶対に役立ちます。

 受験を通して、人として成長できた気がします。大変な時もがんばろうと思える精神力や学問への興味が生まれました。オープンキャンパスやKODAIRA祭へ行った時の楽しそうな雰囲気に憧れ、一橋大学を第1志望にしました。家だと集中できないので、勉強は学校でしていました。友達との会話でリフレッシュもできます。友野先生には基本的な自由英作文の書き方だけではなく、答案を作る姿勢も教わりました。山本先生の史実の語り方に興味をかき立てられ、日本史を好きになり、直前まで添削も見ていただきました。先生方は質問をすると快く答えてくれるので、わからない問題はどんどん聞きに行くべきです。受験に専念するため早めに部活を引退する人もいますが、部活のことが気になって勉強に身が入らないと思うので、最後まで続けることをお勧めします。いい大学に行けばいい人脈も作れると思うので、全力を尽くして己の高みを目指してください。

望月 駿太郎くん

一橋大学 商学部 合格卓球部

現役は最後まで伸びるので、あきらめないでがんばってください。

 先生から「現役は最後まで伸びる」と何度も言われましたが、最初は信じていませんでした。しかし、高3の12月の模試で始めてC判定が出た時に本当だと思い、直前期はそれを信じてがんばれました。僕の場合は苦手も得意もあまりなかったので、毎日まんべんなく勉強するようにしていました。スケジュールには余裕をもたせ、合計2時間くらいは息抜きの時間も作っていました。部活をやっていた高2の頃は、まだ勉強する習慣がついてなかったので、映像授業の塾に通い、無理やり勉強するようにしていました。その後は、部活までの1時間と家に帰ってからも勉強していました。古文の添削講習は私大対策として受けていたのですが、一橋大学で出題されたのでやっていてよかったと思いました。受験は本番次第なので、模試の判定が悪くても、最後まであきらめないほうがいいです。あまり思い詰めずに、適度に息抜きをしながら、がんばってください。

武内 美樹さん

一橋大学 社会学部 合格文化祭実行委員会

受験の不安は周りの人に相談して、最後に笑えるようがんばってください。

 第1志望に合格し、協力してくれた人に喜んでもらえたことがうれしかったです。一橋大学はOBである父から勧められたのと、他学部の授業も受けられる点に魅力を感じました。社会学部を選んだのは、高1の夏休みにカナダへホームステイして国際社会の勉強がしたいと思ったからです。苦手な数学を克服するため夏休みはほぼ数学に時間を割いたのですが、伸びなかったので、平日は朝勉強と放課後に復習、センターの問題を解くというやり方に変えました。役に立った講習は、武井先生の英作文です。前回の疑問も丁寧に添削してくださいました。実は偏差値が及ばず、全教科勉強するのがイヤで、私立に絞りたいと言ったこともあるのですが、「ここで投げ出すのはもったいない」と考え直せたのは先生のおかげです。実力より高いレベルの大学を受験するのは不安だと思いますが、一人で抱え込まず、周りの人に相談して乗り越えてください。応援しています!

田村 眞璃子さん

国際教養大学 国際教養学部 合格ダンス部・模擬国連部

第1志望の大学は、全力を出してがんばってください。

 高2の3月に受験勉強を始めた頃は「いつまでやるんだろう?」と思いましたが、終わってみたらあっという間でした。努力した量が少なかったのか、前向きだったからなのかわかりませんが、そう思ったことが一番印象に残っています。英語は読むのとしゃべるのは好きですが、海外にいたのが小さい頃だったので文法や単語など基礎が弱く、受験では苦労しました。自分ではどう直せばいいのかわからなかった小論文と英作文は、書き方や文法の直しなど具体的な指導が受けられる添削講習で克服しました。普段の授業では先生の雑談も知識として貯めておき、小論文に役立てました。部活と勉強は髪を乾かしながら参考書を読むなど、すきま時間をすべて勉強に充てることで両立していました。第1志望の合格最低点が6 割だったので、7割を目指したのですがダメでした。みんな満点を目指してがんばっていたと思うので、全力を出してやってほしいです。

中嶋 勇葵くん

筑波大学 人間学群 障害科学類 合格ソフトテニス部

やりたいことが見つかっていると、そこに向けてがんばれます。

 僕は社会福祉系の公務員になりたくて障害科学類を選びました。中2の頃に職業体験で行った老人ホームで、楽しそうに過ごしている利用者の影で職員の方が大変な思いをされているのを見て、「改善するにはどうしたらいいんだろう?」と考えたことがきっかけです。本格的に受験勉強を始めたのは、部活を引退した高3の5月からですが、ウォーミングアップとして高2の春休みから英語や古文の文法を覚えました。国立なので英語は記述式の問題をたくさん解きました。日本史は授業を一番大切にし、板書だけではなく、本間先生がおっしゃったことはノートに取りました。あとは自分で教科書を読んで、1問1答を覚えました。僕は高2まであまり成績はよくなかったのですが、行きたい大学を見つけられたことが大きかったと思います。もし、成績が足りていなくても、最後まであきらめなければきっと合格できると思うのでがんばってください。

飛田 健くん

慶應義塾大学 経済学部 合格

受験は基礎力と精神力が大事。英語を強みにすると自信がつきます。

 外国語や実学に興味があったので、東京外語大学のフランス語が学べる地域と慶應大学の経済学部を目指しました。どちらも合格でき悩んだ結果、外国語は自分次第だと思い、経済を学びながら集中的に他言語を学べる慶應大学に決めました。受験勉強は高3から、英単語だけは高2の終わりから始めました。朝学校に来て12時まで勉強し、友達と一緒にご飯を食べて、7時までやって帰るという生活リズムを守りました。減点されやすい自由英作文は、武井先生の英作文添削で、ミスのない論理的な文章を書けるようになりました。世界史は、石井先生の板書と話をまとめた授業用ノートを参考書代わりに。苦手な数学は、初見だとまず解けないので類題にあたりました。受験は英語が重要なので、基礎を最初に固めて余裕を作るといいと思います。模試の結果がいい人はそれを自信にして、悪くても「模試は模試」と割り切り、いろいろ気にせず楽しみながらやりましょう。


理 系

髙山 智至くん

東京工業大学 第1類 合格ソフトテニス部

問題をまちがえたら、そこに伸びる余地があると前向きに考えてください。

 思い返すと受験は長かったです。受験勉強は高3の5月に部活を引退してから始めました。習慣が身につくまでは、常に机の上に参考書と裏紙を出しておくなどの工夫をしました。勉強方法やどうしたら成績が伸びるかをまず自分で考えることが大切です。僕はこの時はこうしようとか、これが終わったらあれをやろうなど段階を踏んで考えるようにしていました。また、問題には気楽に向き合うようにしていました。試験当日も「まあ受かるでしょう」くらいの気持ちで向かったので、緊張することなく問題を解くことができました。役に立った授業は、對馬先生のC英語です。長文を読むだけではなく、毎授業リスニングやおもしろい雑談もしてくれました。英語に対する意欲が湧いたのは先生のおかげです。受験勉強は気ままにコツコツ、楽しく取り組むといいと思います。もし、問題をまちがえても「伸びる余地はここにあるんだ」と前向きに考えることです。

森 万葉くん

東京工業大学 第5類 合格

悩んだ時は自分を奮い立たせて前に進むことで、やる気も出てきます。

 高3の11月頃、東京工業大学がE判定に下がり落ち込んだのですが、「やるしかない!」と自分を奮い立たせてがんばった結果、1ヵ月後の模試がよかったのでやる気が出ました。高校受験は中3から始めて大変だったので、大学受験は高1からしっかりやろうと思い、東京工業大学を意識した勉強をしました。役に立った講習は、水村先生の添削です。東京工業大学の傾向に合った問題を100問くらい解いたことで実戦力がつきました。授業では金子先生の教え方がおもしろく、数学がとても好きになりました。第1志望宣誓書はいろんな大学を調べることでイメージが湧き、意識も高くなります。僕は高1もSAクラスではなく、高2もαクラスではありませんでしたが、高3でαクラスに入ることができました。自分の実力など悩むことはいろいろあると思いますが、そんな時は逆に「がんばって合格すれば、桐光の伝説になれる!」と考えれば前向きになれるし、やる気も出てきます。

村田 翔太朗くん

東京工業大学 第5類 合格

普段の授業もテスト勉強だけではなく、受験を見据えた復習をするといいです。

 大学の掲示板に自分の受験番号があった時、1年間がんばってよかったと思いました。宣誓書を書く際、できるだけレベルの高い大学がいいと思って東京工業大学に決めました。東工大理科講習は、早い段階から入試や模試の過去問を解くことで、東京工業大学レベルの形式に慣れることができるため、物理・化学が苦手な人も受けることをお勧めします。授業はすべて役に立つので、基礎を固めるといいです。物理や化学は、原理を理解した上で現象を覚えるとか、数学なら公式を漠然と暗記するのではなく、なぜこうなるかわかった上でやると忘れにくいし、受験で出題されても対応できます。受験勉強に近道はないので、コツコツ努力することが大事です。あきらめそうになっても、これまでやってきたことをムダにしないために「明日もがんばろう」という気持ちを保つようにしていました。模試の判定が悪くても気にせず、最後まで自分を信じてがんばってください。

張本 尚くん

北海道大学 理学部 合格模擬国連部

辛かったことやうれしかったことを自分の成長につなげることが恩返しに。

 東京大学を目指したのは中2の冬。日本の大学の最高峰である東京大学に、太刀打ちできるか試してみたかったからです。前期試験ではボーダーラインにいたので落ち着かず、北海道大学の勉強に手がつかなかった時期が一番辛かったです。受験勉強はクラスのみんなに声をかけて教室でしたり、本番よりも時間をタイトに設定して取り組みました。通学時間は友達と「どうしたら桐光学園をよくできるか?」や、受験の不安などを話してストレス解消をしていました。岩本先生から「合否じゃなく、受験を通してどれだけ人間的に成長したかを実感し、その努力を次につなげられる勉強をしなさい」と言われたことが心に残っています。北海道大学に決めたのも、カッコイイと思っていた慶應大学ではなく、今までの生活環境とは大きく違う場所で挑戦したいと考えたからです。みなさんにも、受験で得た快感や苦難によって成長した自分を先生や家族、仲間に伝えられるような体験をしてほしいです。

森 友萌さん

横浜国立大学 理工学部 合格硬式テニス部

気持ちが勉強に向かない時は、思い切って気分転換をしていました。

 私は化学が好きだったので、理工学部のある国立大学ということで志望しました。受験勉強を本格的に始めたのは、高3の5月に部活を引退してからです。部活をやっていた頃は授業に集中し、試験前だけ4時頃から勉強していました。高3からは7時に学校へ行き、また下校時間の6時まで勉強し、生活リズムを作っていました。夏からは毎日朝のうちに、苦手な英語を1長文以上解くようにしていました。数学の志望大学別添削講習は早い時期から、赤本に載っていない古い問題をたくさん解くことができたのでよかったです。受験は長いので、やりたくない時はムリに勉強せず、気分転換をするほうがいいと思います。私はセンター試験と面接の推薦だったのですが、この学部を目指したい人がいればお勧めです。受験は限りある時間をうまく使えるかどうかが大切になってくるので、自分に合った勉強時間やスタイルを見つけてがんばってください。

幸若 晃弘くん

筑波大学理 工学部工学システム学類 合格バレーボール部

基礎を固めて勉強の王道を往けば、成功できると思います。

 複数の大学を見学した中、母の知り合いに志望学類の教授がいて、研究室でどんなことをしているか詳しく教えてもらえた筑波大学を志望しました。でも、得意教科だった物理が例年より難化し、感触が悪かったので、合格した時は本当にうれしかったです。勉強は丸暗記ではなく、公式の導出方法や構文の本質を理解するようにしました。1日8時間は勉強し、11時には寝るという規則正しい生活を送りました。池永先生の数学添削講習は、記述の書き方を学ぶことができました。また、青木先生が化学の授業で強調されていたことが、二次試験で出題されたのが印象的でした。高3の6月に引退するまで両立できませんでしたが、試験だけはちゃんとやりました。あきらめずに最後まで粘ることが、部活も勉強も大切だとわかりました。受験は迷うことなく、基礎を固めることがなによりも大事です。また、合格した後のことをイメージするとモチベーションが上がります。

村地 眸さん

東京理科大学 薬学部 合格硬式テニス部

行きたい大学がある人は、最初はムリでもあきらめないでがんばってください。

 薬学部に興味をもち始めたのは、高2になってからです。小さい頃よく風邪を引いていてどの薬を使うか困っていたので、薬剤師になりたいと思っています。受験校はほとんどチャレンジ校だったのですが、先生は応援してくださいました。併願の推薦で落ちた時は、自分を否定されたようで苦しかったです。けれど、周りはそろそろ本番という雰囲気だったので、ちゃんとやらなきゃダメだと思い、気持ちを切り替えました。私は暗記が苦手だったので、印象づけるために化学の図や日本史の表を書いたり、記憶によいと言われる青ペンで何回も書いて克服しました。役に立った講習は、田坂先生の数学の添削講習です。私の解き方の添削だけでなく、もっと簡単な解き方のアドバイスをしてくださいました。部活で得た「最後まであきらめない根性」は、受験にも役立ちました。みなさんも最後まであきらめず、全力で第1志望校を目指してがんばってください。

嶋崎 颯人くん

慶應義塾大学 理工学部 合格硬式テニス部

苦しみながらも乗り越えれば、あとで大きな財産となります。

 辛いことも含めて、人生一度きりの貴重な経験ができました。その時々で自分なりのベストな判断をし、胸を張れる結果を残せてよかったです。一番大きな決断はセンター試験の後、国立前期の出願校を東京大学か横浜国立大学かで悩んだ時です。あとで後悔しないように考え抜いた末、横浜国立大学に出願し、早慶に集中するという道を選びました。勉強は1日、1週間、1ヵ月の計画を立て、模試などの日程を把握し、反省点を次につなげました。入試英語の長文頻出テーマを教えてくださった對馬先生、漢文の本質を一から見直せた記述講習の青木先生、東大添削講習の3人の先生方には感謝しています。受験も最後は一人なので、気持ちをどう持っていけばいいか、プレッシャーを感じながらやったテニス部での経験が生きました。部活をやっている人は必ず引退まで続けてください。「最後までやり切ったぞ!」という自信を持って、受験に切り替えることができます。