高校カリキュラム

大学受験を視野に入れ、教科・科目による偏りのない授業内容を実施しています


 中学の3年間は、基礎をしっかりと積み上げていく大切な時期です。本校では、中高一貫教育の利点を活かし、じっくりと学習できるとともに、高校の学びへスムーズに移行できるカリキュラムを編成しています。また、中学3年前期には、中学の教科内容をほぼ習得し、高校1年次の内容へと踏み込んだ学習指導を実施しています。

高校1年

 大学受験を視野に入れ、教科・科目による偏りのない授業内容を実施しています。
高校1年次は、特進クラスのSAコースとAコースに分かれ、さらにその中で、学習進度が異なる中入生(桐光学園中学校からの内部進学生徒)と高入生(高校入試によって入学した生徒)のクラスに分かれて学びます。

 SA・Aコース

 SAコースは、中学3年間の成績および入試成績が優秀な中入生と、本校の高校入試を優秀な成績で合格した高入生で編成されます。SA・Aコースと2つのコースを設置していますが、カリキュラムは国公立大学受験を意識した共通カリキュラムを用いるため、どちらのコースでも高いレベルの授業を受けられます。
また、高校2年次からは、SA・Aコースという枠を発展的に解消させ、どちらのコースからでも国公立大学文系を目指す文Iコース、国公立大学理系を目指す理Iコース、私立大学文系を目指す文IIコース、私立大学理系を目指す理IIコースという、それぞれの受験形態に合わせたカリキュラム編成のコースへと進級します。中入生と高入生は2年次の4つのコース選択時に混合クラスとなるため、高校1年時に補習・講習等によって進度調整を行います。

高校2年/高校3年

 大学受験に向けて、志望大学に応じたコースで確かな学力を養います。
高校2年次からは、志望進路や学習状況に応じて、『文Iコース(国公立大学文系)』『理Iコース(国公立大学理系)』『文IIコース(私立大学文系)』『理IIコース(私立大学理系)』に分かれます。それぞれの受験に対応したカリキュラム編成は、授業を中心とした学習のみで志望大学への現役合格を目指すものです。Iコースには文理ともに最難関国公立大学を目指すαクラスを設置します。

国公立大学を目指す

  • 文Iコース[国公立大学文系]

     国公立大学文系への進学を目指すコースです。
    文系科目(国語・社会)を中心としながらも、数学は必修、理科は選択必修と、センター試験受験に必要な5教科7科目に対応したカリキュラムとなっています。 高校2年次までに基本的に高校の教科内容を習得し、高校3年次はセンター試験や国公立二次試験の受験を考慮し、演習授業や選択授業が多く組まれています。
    また、男子・女子それぞれ1クラスを最難関国公立大学文系(東大・一橋大など)を目指す選抜クラス(αクラス)として、少人数制の授業を実現しています。

  • 理Iコース[国公立大学理系]

     国公立大学理系への進学を目指すコースです。
    文Iコースとは逆に理系科目(数学・理科)を中心に学習しつつ、国語は必修、社会は選択必修といった国公立大学理系の受験に対応したカリキュラムとなっています。 高校2年次までに基本的に高校の教科内容を習得し、高校3年次はセンター試験や国公立二次試験の受験を考慮し、演習授業や選択授業が多く組まれています。
    また、男子・女子それぞれ1クラスを最難関国公立大学理系(東大・東工大等)を目指す選抜クラス(αクラス)として、少人数制の授業を実現しています。

私立大学を目指す

  • 文IIコース[私立大学文系]

     私立大学文系への進学を目指すコースです。
    高校2年次までは文系科目に重点を置きながらも、主要5教科すべて必修というカリキュラム編成になっています。
    また、高校2年次までに高校の教科内容を習得することを目標にし、高校3年次からは、それぞれが志望する大学受験に応じた学習ができるよう、国 語・社会・英語の演習授業や選択授業の時間数を増加させています。

  • 理IIコース[私立大学理系]

     私立大学理系への進学を目指すコースです。
    高校2年次までは理系科目を軸として展開しつつ、主要5教科すべて必修というカリキュラム編成になっています。
    また、高校2年次までに高校の教科内容の大半を習得し、高校3年次からは、数学・理科・英語の時間数を大幅に増加し、それぞれが志望する大学受験に応じた学習ができるよう、演習授業や選択授業の時間数も増やしています。