輝く!"TOKO Girls"
桐光学園での今、そして未来、
桐光学園女子は輝き続けます
女子の教育目標・男女別学
高い品性としなやかな感性を備え、社会の中でリーダーシップを発揮できる女性の育成
自分の生命力や誕生してきた奇跡を再確認し、自尊感情を高めることを目的にした【心を育む教育】や、企業からの課題をもとに女子生徒へのキャリアガイダンスの一環としての【プレゼングランプリ】など実施しています。
また、本校の特色の一つでもある「男女別学」制度を取り入れ、授業では、男女の理解のプロセスに応じた適 切な教科指導を展開し力を伸ばすとともに、生徒会活動・委員会活動・文化部・学校行事等、一緒に活動できる場面では、目標に向かって男女が互いに協力して 活動しています。
女子棟施設紹介
男女の校舎(棟)が別になっていて、ひとつの学校の中に、男子校と女子校両方があるイメージとなっています。
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女子棟自習室
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女子棟体育館
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女子棟生徒サロン
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保健室
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物理室
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女子棟テラス
桐光学園の女子の今
彼女たちの今を築いたもの。そして、これからのこと。
今まさに桐光学園で学園生活を送っている生徒たちに、将来の夢や学園のことについて語ってもらいました。
N.Yさん(生徒会)
今、夢中になっていることと将来の夢
小さい頃からアナウンサーになりたいという夢は変わっていません。不安になったときは、「夢に近づく努力をして自信をつければいい」と母に言われてたので、今では少しずつですが、いろいろなことに取り組むようにしています。
桐光学園の良いところ
桐光の先生方はとてもやさしく、普段の授業も分かりやすいです。他にも、分からない問題を聞きに行くと、理解できるまで丁寧に時間をかけて教えてくれます。
S.Sさん(バドミントン部)
今、夢中になっていることと将来の夢
私は楽しくてやりがいのあるバドミントンに出会うことができました。3年間の集大成となる大会で、少しでも良い結果を残せるように、大好きな仲間と高め合える部活が、今の私が一番夢中になっていることです。
桐光学園の良いところ
中高一貫校ならではだと思いますが、高校生が身近にいることです。自習室にいる先輩を見て、近い未来への実感が自然と沸き、安心して前に進むことができます。
M.Tさん(水泳部)
今、夢中になっていることと将来の夢
具体的な将来の自分は見えていませんが、まずは6年後の東京オリンピックにボランティアなどで参加したいと思っています。世界中の人が集まるイベントで、日本のすばらしさを伝えられればいいなと思っています。
桐光学園の良いところ
学園行事やテストがたくさんあって大変なときもありますが、それぞれのイベントで達成感を味わえるし、忙しい分毎日が充実していて、一日一日がとても楽しいです。
E.Tさん(生徒会)
今、夢中になっていることと将来の夢
私は将来、警察官として警視庁で働くことが夢です。現在は生徒会として活動していて、先輩方や後輩との議論で自分の意見を伝えるコツを学びました。そのコツを生かし、警察官として困っている人を助けたいと思います。
桐光学園の良いところ
女子棟はとても過ごしやすい環境です。1階にはパンの自販機もあり、天気の良いときは3階のテラスでお弁当を食べることもできます。とても快適な学園生活です。
N.Nさん(陸上競技部)
今、夢中になっていることと将来の夢
私は陸上競技で短距離競技に取り組んでいます。同級生や先輩・後輩と少しでも上を目指して日々練習に励んでいます。将来は、教師になって陸上競技などを教える立場になってみたいと思っています。
桐光学園の良いところ
部活動が盛んなところです。さまざまなクラブが目標に向かい仲間と切磋琢磨し、高め合いながら部活動に取り組めるところが良いところだと思います。
S.Yさん(スキー部)
今、夢中になっていることと将来の夢
私は小さい頃からスキーを頑張っています。スキー関連の仕事が将来の夢ではありませんが、今一番夢中になっていることはスキーです。日々スキーのためのトレーニングを怠らないようにして、将来に生かしたいです。
桐光学園の良いところ
桐光学園がある栗平は、とても自然が豊かです。敷地面積が広く、グラウンド完備もされていて、のびのびと学園生活を送ることができます。
桐光学園の女子の未来
「始業前に予習復習し、放課後は
生徒会活動。受験期も塾には通わず
学校で勉強しました。」
S.Sさん
受験シーズンも毎日登校して勉強し、みんなと一緒に頑張りました。
高校時代、放課後は毎日生徒会の活動をしていました。塾には6年間で一度も通ったことはありません。先生方が、わからないところは納得がいくまで教えてくださり、日々の勉強に取り組むだけで自然と学力がつきました。
私はコツコツやらないとダメなタイプなので、高1の頃から朝6時に登校し、テスト対策や予習復習などは始業前に済ませ、受験期は休日も登校して勉強をしていました。私のクラスは学校で受験勉強する友人が多く、最後まで一緒に頑張ることができたため、気持ちの面では辛くなかったです。高校生活で身についた勉強する習慣が、現在大学で研究を重ねる基礎となっていると思います。
また生徒会では、後夜祭の企画や学校説明会などで、外部の方に説明する機会がありました。こういった経験から丁寧な言葉遣いや段取りのコツなどが身につき、いろいろな人と協力して何かに取り組む時にとても役に立っています。
私よりも私を理解している先生の適切なアドバイスが糧に。
高校3年間担任だった先生は「落ち着いてやればできるから」と受験直前にエールをくれました。いくら勉強しても自信を持てない私の性格を知った上での言葉だったように思います。最終的に進学先を横浜国立大学と迷ったときにも、内向的だった私に「変わりたいなら、いろんな人が集まる私立の早稲田がいいよ」とアドバイスしていただきました。人と関わる都市分野に進むのであれば、自分を変える必要があると私自身も考え、規模の大きな早稲田で学ぶことを決めました。
桐光学園では自分の興味の方向や、何を仕事にしたいか考える機会を与えてくれるので、自分にとって勉強をする意味を模索しながら進路を決めることができます。そのおかげで将来について突き詰め、後悔のない選択をすることができました。
夢は幅広い知識が必要とされる都市計画専門のコンサルタント
早稲田では3年生まで幅広く建築分野について学び、4年生から専門分野に分かれます。実際に地方でのまちづくりなどに関わる中で、コミュニティや地域を運営する仕事をしていきたいと思い、都市計画を専門に勉強することを決めました。簡単に答えが出ない複合的な問題を扱うこの分野は、試行錯誤することが好きな私に合っていると感じています。
今は震災に弱い地域の復興方法や防災、被災地域の行事継承などを学んでいます。研究は主にチーム作業で、それが難しくもあり、おもしろいところだとも思います。研究生同士はとても仲が良く、同期や先輩との語論や図面作成などの作業を一緒にするのが楽しいです。卒業した先輩が指導をしに来てくれることもあります。
桐光の頃から興味のあった建築分野に進み、都市計画の研究ができているのは、ある意味夢が叶ったのかもしれません。でも、まだまだ努力が必要だと日々感じているので、都市計画専門のコンサルタントになるために、これからも勉強を続けていこうと思います。
「学校の授業とクラブ活動を両立して、
現役で東京大学に合格しました。」
K.Iさん
東大受験を決めたのも、受験対策を始めたのも高3でした。
得意科目の生物選択で受けられる理系の大学が少なかったことから、先生に進路相談をしに行き、勧められたのがなんと東京大学でした。高3の夏まで部活を続けると決めていたので、すぐに東大受験を目指す気持ちにはなりませんでした。頑張ってみようと思ったのは高3の4月に入ってからです。最終志望校を決める時期と、桐光の東大講習が始めるタイミングに合わせました。理系コースでしたが数学が苦手で、最初は東大形式の問題が1問も解けず、このまま勉強しても受からないのではと心配でした。担任から東大受験の数学に強い先生をご紹介いただき、勧められた問題集をひたすら解いたり、わからない問題は入試の直前まで質問しに行ったりしました。先生方が「絶対大丈夫!」と言い続けてくださったことも心強かったです。そんな先生方のサポートのおかげで、東大に現役合格できました。
効率的に時間を使うために、授業中は勉強に、放課後は柔道に集中。
この話はあまり信じてもらえないのですが、柔道部の練習が週6日あったので、高2まで授業以外は勉強していませんでした。その代わり、わからないことは授業中にすべて先生に聞き、必ずその場で解決していました。部活と勉強の両立は体力と時間勝負なので、桐光学園での6年間で時間の使い方が身についたなと思います。また、柔道部は女子部員が少なく、クラブ活動中は男子校のようで、授業中や休み時間は女子校といった、メリハリのある生活も気持ちの切り替えに役立ったのかもしれません。
大学では柔道部ではなく、女子部員が多い合気道部に所属しています。合気道は優劣を競う武道ではないので、そもそも試合がありません。型と技の稽古を繰り返し続けることで、これらを身につけるため、練習は基本的に毎日です。合宿も年に5,6回あり、一週間泊まり込みで朝から夕方までひたすら練習します。ほぼ合気道漬けの毎日は桐光学園時代と変わりませんが、大学の授業や試験との両立はバッチリです。
農学を学ぼうと思ったきっかけは、高1で参加したホームステイでした。
大学では農学部で組織学や生物学、放射線動物学、動物実験の講義などを受けています。中3までは医者になりたいと思っていましたが、高校生になってからは再生医療に興味を持つようになりました。私が農学部を選んだ理由は、高1の夏に行ったカナダのホームステイ先が農家だったこと、そこで牧場に連れて行ってもらい、牛や馬が好きになったことでした。大学1年では牧場実習に参加して、牛の搾乳や馬小屋の掃除を体験しました。畜産動物の世話をしたことで、畜産業に関わる動物の研究をしたいと考えるようになりました。将来は農学を生かせる仕事に就きたいと思っています。
「6年間で勉強する習慣が身につくので、
受験勉強や大学でも生かされています。」
R.Aさん
桐光学園は入学後に伸びる!と言われ、この学校で学びたいと思いました。
実は桐光学園は第一志望ではなかったのですが、塾の先生やアルバイトの大学生の方に「桐光は入学してから成績が伸びる」と勧められ受験を決めました。同じくらいの偏差値の他の学校だと、入学後にどう過ごすかで成績が下がってしまい、大学受験で苦労することもあると言われ、とても納得したことを覚えています。実際に入学してみて、桐光の先生方は生徒の面倒見がよく、授業以外の時間でも勉強にういて、相談しやすい環境が整っていました。
また桐光学園は男女別なので、大きな学校行事やクラブ活動、委員会活動以外は、男子と女子が別々のクラスで授業が行われています。クラスごとに点数が発表される10分間テストでは、先生方も「男子に負けるな!」と私たちにやる気を起こさせてくれました。女子クラスのみんなで一丸となって、いい点数を取るために「打倒男子クラス!」で中高6年間がんばりましたね。
東京外国語大学受験のきっかけは、ロシア語のキリル文字との出会い。
クラブ活動に夢中だったこともあり、高2の夏になっても志望校が決まらず焦っていたところ、先生からいろんな大学のオープンキャンパスへ行くよう進められました。母と最初に行った東京外国語大学に世界各国の文字で自分の名前は書いてもらえるコーナーがあり、始めて見たロシア語のキリル文字に興味を持ち、この大学でロシア語を学びたいと思いました。
本格的に受験勉強を始めたのがみんなより遅く、センター試験に間に合うか不安でした。東京外国語大だけに英語ができないと受からないと思っていたので、まず英語に先生に英作文について相談しました。先生からは英作文に慣れるよう、東京外語大だけではなく様々な大学の過去問題集に挑戦しなさいとアドバイスいただきました。また、配点の高い英語と苦手な世界史は、放課後に行われた講習も受けました。先生方の熱心な指導が、合格につながったと思います。
もっとロシア語やロシアのことを学ぶためにモスクワ大学に留学します。
桐光学園は実力テストや定期テストなどの他の学校より試験が多く、6年間で自然に勉強する習慣が身につきました。中高時代の積み重ねがあったから、大学の授業にもついていくことができたと思います。そのおかげで入学当初からの夢が叶い、9月からモスクワ大学に留学することになりました。
ロシアのサンクトベテルブルク大学と迷っていたのですが、卒論の資料収集が目的なので、大学内をはじめ大きな図書館や文献が揃っているモスクワ大学を留学先に決めました。モスクワでは国立トレチャコフ美術館や旅行を兼ねてサンクトベテルブルクのエルミタージュ美術館にも行く予定です。
留学から戻ったら卒論のテーマを絞り込んで、論文の執筆に集中します。もう少し勉強したいと思っているので、卒業後は大学院に進み、ロシア民話の研究を続けるつもりです。将来はロシアに関係する仕事に就ければと考えています。